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2006年01月22日

太子講

   太子講とは正式には、聖徳太子講と言い
文字通り、聖徳太子様のご威徳を偲び
毎年1月22日に行われるお祭りのことであります。

聖徳太子は、国分寺を始め、全国に沢山の
寺院を建立しました。その恩恵を受けた大工や
瓦屋、左官屋、鳶職等々の職人が感謝の気持を
あらわすためにお祭りをしたのが、始まりとされています。
   しかし、当時そのような職種分類があったかどうか
は、疑問でありますが、いずれにしても聖徳太子が、
入寂(死亡)後に、職人の守り本尊と崇められ、
そのご命日の日に、ご威徳を偲び、社業繁栄を祈念する
お祭りになったそうです。
   鎌倉でも様々な職方が団体毎に太子講を開催したのですが、
私は、顧問を仰せつかっている大船鳶職組合
の太子講に伺ってきました。
   経済が少しずつ上向いてきたものの、最先端で汗を流す
職方の皆さんが、景気の良さを体感するにはまだまだ程遠い
状況であります。
   真面目にこつこつと努力する人々が、報われる、そんな
世の中でいたいものです。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2006年01月22日 21:59

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