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2006年04月29日

ブルーリボンに祈りを込めて

   昨日、ブッシュ大統領が、ブルーリボンバッチを胸に
テレビに映ってました。北朝鮮の日本人拉致被害者の
ご家族、横田早紀江さんらが、その被害の実情と家族の
切なる思いを、伝えるための会談でした。
   会談後、ブッシュ大統領は、「自らが大統領に就任以来
最も心突き動かされる会談であった。」と語っておられました。
   アメリカの支援も頂、全ての拉致被害者が1日も早く
日本に帰ってこれるよう、自分自身もできることをやっていきたい
と思いを新たにさせられるニュ-スでした。

   ところで、少し距離を置いて、この事件の中で、横田めぐみさん
のことを少し考えてみました。突然中学生の時、拉致され
北朝鮮に連れて行かれ、まさに想像を絶する環境が、何年も
続き、韓国人男性と結婚し、子供を産み、悲劇の反面、
生きてる証を授かり、微かな幸せを掴むも、また、いつこの幸せを
奪われるのではないかと、ビクビクしながら生活し、どんな時でも
忘れない父や母、家族への再会を切望する想い・・・
   お母様の早紀江さんは、「娘をこの手でもう一度抱くまでは、
倒れる分けにはいかない。」とその思いを語っておられました。
   ご家族とは言えこれ程までにお互いを、想い合えることは、
無いのではないでしょうか。
   評論家のような事を言っては失礼なのは、十分承知しておりますが、
あえて申しあげれば、これ程までに不幸な環境は無いなかでありますが、
お互いを想い合うことの大切さを我々に気づかせてくださっている
事件でもあります。
   1日でも早く、問題解決が図られるよう心からお祈り申し上げます。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2006年04月29日 16:30

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