« ○○続くよどこまでも・・・ | メイン | 反省の後は・・・ »

2007年09月23日

お彼岸

   今日は、秋分の日、お彼岸だったので、高橋家の
菩提寺である報国寺に行ってきました。
日頃、中々お寺に伺えないので、久し振りのお墓参です。
   以前は、お彼岸に、親戚一同相集い、皆でお墓参りを
し、その後、お稲荷さんやお赤飯、鳥の唐揚げ等々、
ご馳走を頂いて、いとこ同士楽しく遊んだものです。
   しかし、最近は一人でお墓参り・・・  寂しいものです。

   所で、彼岸とは、どーゆう意味でしょうか?
この世とあの世?あの世が彼岸なんでしょうか?

   あの世には、六道世界と言って6つの世界があるそうです。

 1.地獄界
 2.餓鬼界
 3.畜生界
 4.修羅界
 5.人間界
 6.天界


   人は、死んだらこの世の行動によってどの世界に
行くか決るらしいのですが、決るまでに様々な審判を
受けるのだそうです。

   まず、死んだら三途の川を渡ります。
渡り方は、橋、船、泳ぐ、の三通りあるので三途と言います。

   そして、死んで7日目ごとに審判を受けて行きます。

   7日目の審判は秦広王(釈迦如来)が行います。

   14日目の審判は初江王(文殊菩薩)

   21日目の審判は宋帝王(普賢菩薩)

   28日目の審判は五官王(地蔵菩薩)

   35日目の審判は、お馴染み閻魔大王がその任に当たります。

   42日目は変成王
   
   49日目は泰山王(薬師如来)

   ここまでで、大方全ての人が、どのステージで修行するか
決ります。少しでも良いジャッジをして頂こうと、7日毎に家族や
親戚が集い、お経を挙げ、祈りを捧げるのだそうです。

   しがし、49日で決らない人もおり、その後百ケ日、1周忌
3周忌と続きます。
裁き役は、
   百ケ日は、平等王(観音菩薩)
   1周忌は、都市王(勢至菩薩)
   3周忌は、五道転輪王(阿弥陀如来)  です。  
                         
   鎌倉時代、地獄信仰、閻魔様を祭ったりすることが
流行ました。しかし、怖い裁判官も実は、釈迦如来をはじめ
優しい、菩薩様達だったのですね。

   彼岸で菩薩の皆さんにお会いする前に、
この世で少しでも善行を積まなくては、
修行の日々は続きます。
   

 

   

投稿者 TAKAHASI_koji : 2007年09月23日 23:39

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://takahasikoji.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/426

コメント


© TAKAHASHI Koji 2005-2009 All rights reserved.