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2008年07月16日

ドクトル・ヘボン

  ヘボン博士は、日本では、ヘボン式ローマ字で有名
ですが、宣教師として来日し、聖書の日本語訳に従事さ
れ、今日の日本語聖書を創刊した立役者であります。
   また、現在の明治学院大学の前身であります
ヘボン塾の創設者でもあります。

   ヘボン博士は、1815年アメリカのペンシルバニア州
に生まれました。   
   16才でプリンストン大学入学し、17才で卒業、
その後、ペンシルバニア大学の医学部に入学して、
21才で医学博士号を取得しました。

   その後は、宣教医としてシンガポールやジャワ島で
働きますが、マラリアにかかり、アメリカに帰国し、
回復後、ニューヨークで開業医として13年間活躍します。

   しかし、日本の鎖国が解け、開国するや、全財産を
処分し、1859年10月、44才の時、宣教師として
来日されました。
   と言うことは、来年は、ヘボン博士来日150年の
節目の年となるのです。

   日本滞在33年の永きに渡り、教育や医療等々の
現場に貢献され、その功績が顕著であったことにより、
1905年3月、日本政府より、勲3等旭日章が贈られました。

   今、再びヘボン博士の偉業を顕彰し、現代に生かして
行こうとの機運が、高まりつつあります。
   鎌倉でも、明治学院大学の卒業生を中心に
ヘボン博士来日150年記念事業を行う準備がスタート
しました。私もお手伝いさせて頂くことになりました。

   ヘボン博士に興味のある方は、是非ご一緒に活動
してみませんか。メールにてご連絡頂ければ幸いです。  

投稿者 TAKAHASI_koji : 2008年07月16日 23:04

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