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2008年11月21日

ベース訪問

   今日は、久し振りに横須賀の米軍基地に行って
きました。

   来年、宣教師のヘボン氏が来日して150年の
年に当たります。

   そこで、ヘボン氏以外のアメリカ人宣教師の
歴史を調べるためにベースを訪れました。

   ベースの中には、「チャペル オブ ホープ」と
言う教会があり、「ジョンズ メモリアル チャペル」
とも呼ばれています。

   そのジョンズ氏こそが、日本で始めて礼拝を
行った牧師さんで、ペリーと共に黒船で浦賀にきた
従軍牧師でありました。

   そして、30年程前に鎌倉在住の日展審査員
水戸 童先生が、ジョンズ牧師の肖像画を描き、
「ジョンズ メモリアル チャペル」に寄贈したのですが、
その肖像画は、現在、教会にはありませんでした。

   対応に当たって下さった従軍牧師の
デレックK・ロス中佐が、事情を聞いて下さり、調査を
約束してくれました。

   その後、マザー オブ ヨコスカと呼ばれている
ミスエステラ・フィンチ宣教師の縁の集会所に伺い
ました。フィンチ宣教師は、最期は日本に帰化して
星田光代となり、愛する日本人のためキリスト教の
布教に尽力されました。今から100年程前のことで
あります。

   そのマザー オブ ヨコスカの肖像画も
水戸先生が描かれ、こちらは集会所に飾って
ありました。

   最期にエベレットW・トムソン宣教師が設立した
日本初のコミュニティーセンター「社会館」と田浦教会
を訪問してきました。

   こちらにも水戸先生が描かれたトムソン夫妻の
肖像画が飾られておりました。

   聞く所によると、鎌倉警察の横にある
鎌倉雪ノ下教会の前の牧師さんであります松尾先生
が、横須賀学院の学院長を兼任されていて、
知り合いの水戸先生に依頼されたとのことでした。

   日本でのキリスト教伝道の歴史において重要な
人物が、横須賀に多数おられたことに大変興味を
覚えました。引き続き調査を進めて参りたいと
思います。本日の報告は、ここまでと致します。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2008年11月21日 23:27

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