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2009年01月25日

高橋浩司の基本的考え

   鎌倉市は、平成21年11月3日に市政施行70年
を迎えます。そうした華々しい歴史とは裏腹に、
永い間の借金(負債)が累積して、市民ニーズに速やか、
且つ的確に応えようとしても、財政が硬直化し、
市民生活の基礎である福祉にさえ十二分な対応が出来て
いない実情があります。
   こうした状況を打開するためには、従来のやり方や
考え方で市政運営を行っていては、到底不可能であります。
「市民中心の自治」と言う要素を大いに取り入れた市政の変革が
急務であると考えます。
   そうした市政運営を実現し、行政や議会が失いつつある
信頼を回復するためには、市民・議会・行政の役割をしっかりと
明記した「自治基本条例」と「議会基本条例」を早急に制定する
必要があります。
   それらの取り組みの後には、〝心のかよう理想のまち〝が
実現するものと確信するのであります。

   さて現在、鎌倉市は、世界遺産登録と言う大事業に
取り組んでいます。鎌倉は、京都、奈良に並ぶ日本三大古都
の一つとして、ユネスコ世界遺産の登録を受けるべき
使命を持つ歴史都市であり、そのために国、県、市の行政や
そこに住む市民は、登録に向けた行動を取る歴史的責任を
負うものと理解もします。
   しかし、現状のままで市民の皆様に登録に向けた
理解と協力を求めることは、難しいでしょう。
   そこで、世界遺産登録という大事業の前に、
まず財政を立て直し、市民生活の基礎固めを行い、
市民の皆様に十分な理解と納得を頂いた上で、
多くの市民の皆様の協力の下、世界遺産登録に
取り組むことが必要と考えるのであります。

   市民の皆様と共にスクラムを組んで、
市政の革新に向かって全力で邁進することを
ここにお誓い致します。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年01月25日 23:50

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