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2009年05月03日

憲法記念日

   以前、アメリカ合衆国憲法の元になった
イロコイ憲法のことを書き込みましたが、

1.女性の参政権
2.戦争放棄
3.奴隷廃止

   この3点は、アメリカ合衆国憲法に取り入れる
ことが、できなかったそうです。

   しかし、第二次世界大戦が終わり、米軍が日本に
占領軍として進駐し、日本国憲法の草案つくりの
手伝いを行う際、この3点の要素を組み入れ、
アメリカが成しえなかった理想の憲法つくりを
実現させようと、マッカーサーが、働きかけを行い
できあがったのが、今日の日本国憲法です。

   占領下であったので経過は、色々と議論は
ありますが、憲法9条戦争放棄は世界に誇る人間愛の
象徴的平和憲法として、世界に誇る法律だと思います。

   さて、先月28日に時効殺人事件に関する最高裁
判決が下りました。

   1978年に起きた事件で、足立区の小学校女性教師
が警備員に殺害されました。
時効になった後、その警備員が自首してきましたが、時効と
言うことで、刑事責任を求めることはできませんでした。

   遺族が民事裁判で、賠償を求める訴訟を起し、今度、
最高裁判決の日を迎えたのです。

   結果は、4,250万円の賠償を命令するものでありました。

   しかし、加害男性は、「最高裁判決は、甘んじて受ける。」
というものの「謝る気なんてありません。」とコメントしていました。

   どうして、自首したのでしょうか・・・

   罪を償いたかったのではないのでしょうか・・・

   殺人事件のような重大事件に対しては、時効は必要ない
のではないでしょうか。但し、捜査に対する人的対応には
年数による制限を設ける等の工夫をする必要はありますが。

   時効になっても殺人の事実は、無くなることはありません。

   人が人を殺す、平時であろうと戦時であろうとあっては
ならないことです。

   憲法記念日、つれづれなるままに書き込みました。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年05月03日 23:20

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