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2009年09月02日

当事者?第三者?

   今日から9月議会が始まり、本日は、7人の議員が
一般質問に立ちました。

   最も興味深かったのは、早稲田議員が質問した
大船観音前マンション開発許可取り消し事件に関り、
開発事業者が、神奈川県を訴えていた裁判の判決が、
8月26日に出された問題に関連する一連の質問であります。

   結果は、事業者の訴えが、棄却され、全面敗訴
となりました。

   事業者側で、裁判に補助参加を希望した鎌倉市の
異常な態度が認められたものの、その開発許可の違法を
厳しく指摘されました。

   石渡市長は、早稲田議員の一連の質問に対し、
判決は、厳しいものであり、重く受け止めているが、
この裁判の控訴期限が、9月9日であるので、これ以上の
答弁は、差し控えたいと終始していました。

   しかし、担当部長は、もし事業者が控訴した場合は、
市も自動的に、補助参加者として歩調を合わせると異常な
答弁を繰り返していました。

   鎌倉市の出した本件の開発許可は、県の開発審査会に
2回、この度の裁判と合わせて3度、違法と断罪されたにも
関らず、反省する態度が見受けられません。

   いつまで、事業者寄りの態度をとり続けるのでしょうか?

   また、この事件の全貌を調査する市の外部委員会の
委員長の息子が、市の職員であることも、非常識であるとの
指摘に対しても、石渡市長は、特に問題と思わないと、
実に、常識感覚が麻痺した答弁をしていました。

   担当部長は、問題を認めた上で、今さら代えられない
との内容で、答弁していました。

   何れにしても9日に控訴期限が来て、一定の方向が
明らかになります。当然、決算委員会でも厳しく追及される
ことになるでしょう。

   市長が、変わらない限り、市の態度は変わらないの
でしょうか・・・   悲しいことです・・・

   

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年09月02日 23:17

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