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2009年10月05日

行政の信頼とは

   本日、鎌倉山の固定資産評価に係る損害賠償請求裁判
に関する報告がありました。

   この事件は、市民から平成16年、横浜地方裁判所へ
固定資産税の過剰評価として、鎌倉市が訴えられ、
その後、平成18年に原告の訴えが認められ、鎌倉市敗訴の
判決を受け、約3千7百万円の支払いを命ぜられました。

   しかし、その判決を不服とし、高裁に控訴したものの
その訴えは、棄却され、最高裁に上告したのですが、
この度、その訴えも棄却され、賠償命令が確定しました。

   高裁へ控訴する際、議会全員協議会で、報告が
ありましたが、その際、私は意見を付けました。その内容は、
「1審は、市民から訴えられたので、争うのは仕方ないが、
判決が出て、市に支払い命令が出た今、控訴すれば、
今度は市が、市民を訴えるような形になるので、真摯に
この判決を受け止めるべきではないか。」と言ったのですが
残念ながら、聞き入れられることはありませんでした。

   過日の大船観音前マンション開発許可取り消し事件でも
開発事業者の側に鎌倉市が補助参加して、神奈川県や
近隣住民と争ってみたりと、現在の鎌倉市は、根本の考え方が
どうも間違っているように思えてなりません。

   行政は、どうあるべきか・・・
   市民に心から信頼される組織を目指して!

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年10月05日 23:43

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