« 心新たに | メイン | 雨降って地固まる! »

2005年12月03日

忘年会

  忘年会シーズンに突入しました。
連日忘年会が、あります。
  

もっぱら、話題は読売新聞に掲載された
私の記事についてであります。
丁度いいと思い経過説明をさせて頂いております。
  今日は、私の住んでいる浄明寺町内会の
役員忘年会でした。町内の顧問をおおせつかって
いるので、毎年お声がけ頂いております。
しかし、乾杯の発声をしろとのことでタイミングが
悪かったのですが、1分だけ新聞掲載に関する
言い訳を聞いて頂、乾杯をさせて頂きました。
ご町内の皆様ご心配お掛けしました。
  
  もう一つ必ず話題になるのは、姉歯建築に
よる構造計算偽装事件のことであります。
  マンションを購入したローンを抱えながら
仮住まいの居住費も同時に払って行かなければ
ならず、生活費が捻出できないと言う大変深刻な
問題を抱えておられる方が、大勢いるそうです。
  皆さん一様に可愛そうねー!
役所で何とかして上げられないの?
と言われます。
  私は、地震の被災者の方と同じ対応を取って
もいいのではと考えます。もし、今地震が来たら
マンション周辺に及ぼす影響は、甚大なものになる
ことが、想定されます。そこで、構造物の撤去命令
を出し、居住している方も当然、強制退去となりますので、
6ケ月位仮住い費用は、特別補助として捻出して
差し上げたらよいのではないでしょうか?
  また、住宅ローンについても1年位支払いを
先延ばしできる、特別処置法でも制定したら、
皆さん助かると思うのですが!
 
  今後の課題として、長持ちする建物を
(例えば、50年、80年、100年)を造った場合は、
その年限により、固定資産税の減額をする様な
制度を造って、構造的に頑強なものを造る意識の
喚起を呼び起こせないでしょうか?
ただし、期限まで見届ける制度と
期限前取壊しに対するペナルティーをどうするか?
と言う難しい問題はあります。
  しかし、固定資産税は、基礎自治体が頂く税
なので可能性を感じるのであります。
  また、環境問題に対する取り組みにもなります。
イギリスでは、現に新築住宅より中古住宅のほうが
値が高いそうです。
  それから、言い忘れましたが、今回、建築確認の
作業を民間確認会社に依頼した事が、大きな原因に
なっています。(一部平塚市の例もありますが)
  この制度ができて5年程経っているでしょうか?
現在、鎌倉では約半分位の確認が、民間確認会社
で行われています。
  昔は、建築確認は、警察がやっていた時期がありました。
人の生命と財産を保護することが、行政の最大の目的で
あります。制度そのものに付いて振り返り、考える事も
必要ではないでしょうか?(おわり)


投稿者 TAKAHASI_koji : 2005年12月03日 22:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://takahasikoji.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/93

コメント


© TAKAHASHI Koji 2005-2009 All rights reserved.