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2006年07月12日

源頼朝・政子 顕彰俳句大会

   今日は、第5回源頼朝・政子 顕彰俳句大会が、頼朝の墓の
下にある白旗神社で行われました。

   全国から300人以上の方の投句を頂きました。
主催は源頼朝会で選者は芥川賞作家で
前鎌倉文学館館長の清水基吉先生です。
   私は、俳句を作る素養がないので、投句はしませんでしたが、
頼朝会のメンバーとして設営のお手伝いをさせて頂きました。
   それでも俳句ってなかなかいいものだなと思いました。
20代から80代の方まで世代を越えてご参加し、
夫々が自分の感性で、句を読まれ、交流する。
鎌倉らしい企画で大切にしたいなとつくづく思いました。
   選者の清水先生は、俳句の会「日矢」を主宰していますが、
その先生の講評もとてもたのしかったです。
   「俳句はね、見たり聞こえたりしたそのままを詠まないでね
ノンフィクションを織り交ぜながら、いかにも見てきたように、詠むことが
面白いんですよね。そこいくと、今年の作品はよくできてる・・・(笑い)」
   こんな調子で、楽しい雰囲気の中、今年の句会も終わりました。
   今後、鎌倉を代表するイベントになっていくといいなと思います。
皆さんご苦労さまでした。

参考までに大賞受賞三句だけ掲載しておきます。

源頼朝会会長賞         吉富春子(鎌倉市)

  佐殿を いまに悼むや ほととぎす

頼朝賞               廣谷志朗(茅ヶ崎市)

  老鶯の よく鳴く日なり 顕彰碑

政子賞               畑昌子(藤沢市)

  白旗の 海を遠くに 貝風鈴

おめでとうございました。 

投稿者 TAKAHASI_koji : 2006年07月12日 23:09

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