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2007年01月05日

大船観音前マンション開発計画再許可取り消し

   神奈川県開発審査会より、
大船観音前マンション開発計画再許可に対し、
違法許可のため、その許可を取り消すとの裁決書が
本日、鎌倉市に届きました。
   

   1度許可を取り消されたにも拘わらず、同じ理由で
再許可を取り消されるとは、行政の信頼性を根底から
覆す、暴挙としか言えません。事務に当たった職員に
対し、厳しい処分を科すべきです。
   また、石渡市長は、政治家としての進退を決する
べきです。

   この問題は、一昨年の12月議会から取り上げ、
様々な決議をし、石渡市長に冷静な判断を促してきました。
しかし、何一つ聞く耳を持たなかったことが、本日の結果に繋がっています。
   この問題でこまったことは、議会と行政の問題に留まらず、自由民主党
の中にもその余波が起こり、石渡市長に対して行った決議を巡り、
私と本田議員に対し、党除名を求める上申書が
鎌倉支部(支部長中村省司県会議長)から神奈川県連に提出
されてしまいました。
   しかし、斉藤幹事長の温情ある調査と采配により、除名処分
は免れ、ゴタゴタは続いていますが、現在に至っております。

   最も緊張感があったのは、本年度の予算議会最終日の前夜でした。
自民党として、斉藤幹事長から直接石渡市長にご連絡頂き
中村支部長と本田、高橋の3人が、市長と面会し、
大船観音前マンション開発計画再許可をしないことを求め5時間に
及び協議を行いました。そのことを約束してくだされば我々も
予算を賛成しますよ・・・
   しかし、石渡市長は巌として聞き入れてくれません。
途中時間を取り、自民党として別室で、話し合いました。
「ギリギリの条件として、もし、再許可が、取り消しになった時には、
速やかに市長の職を辞する事を約束してくれるならば、
両目瞑って予算に賛成してもいいのですが・・・」
こんな話もしたのですが、中村支部長から
「それは、やめよう政治家ならば、そういう時の身の振り方は承知
しているだろうし、自ずと結果がでるだろうから・・・」ということで
話し合いは、決裂し翌日、議会が決議した大船観音前マンション開発
の許可取り消しに伴い、現状回復に必要な予算が、含まれて居ない
ことを理由に平成18年度予算は否決に回りました。

   自民党として誠意を尽くし、石渡市長と話し合いをしてきたのですが
翌日に自民党鎌倉支部の役員会が召集され、本田、高橋を
除名すべきとの決定が行われてしまいました。
   正に青天の霹靂、
党が推薦無をした市長だからこそ、違法を2度続けてては、取り返しの付かない
ことになるので、強行手段ではありますが、対応をしてきたとの我々の弁明が、
支部役員の皆さんに通じず、非常に残念でした。
   しかしながら、我々の行動が、党支部を混乱させてしまったことは、
事実であり、この点は率直に反省すべきでしょう。

   本日、再許可の取り消しが明らかになったことで、我々の行動が、
少しは証明できたのかなと思います。これを契機に、支部役員の皆さんの
ご理解も頂けるものと信じております。
   ついては、1日も早く再び支部の仲間に戻り、党活動を通じて、
市民の皆様のお手伝いをさせて頂けるよう努力して参りたいと思っています。

   約1年、自民党に籍を持つ議員として、冷や飯を食い苦しかったですが、
後援会の皆様や、多くの支持者の皆様が、私を信じ、議員活動を支えてくださった、
お陰さまで、今日までやってくることができました。本当にありがとうございました。

   これからも一生懸命頑張って参ります。
   今後ともご指導、ご支援、ご叱正を宜しくお願い申し上げます。

 

投稿者 TAKAHASI_koji : 2007年01月05日 23:59

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