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2007年02月10日

大船観音前マンション開発計画許可取り消し後の対応

   大船観音前マンション開発計画が、
2度目の許可取り消し採決を受けたのが
年明け1月4日でありますが、その後の鎌倉市の
対応が、あまりに遅いので呆れてしまいます。
   とにかくまず初めに事業者に対し、不許可処分の
通知を出すべきです。1ケ月を過ぎても依然通知を
出していません。
   担当者は、「取り消し理由を詳細に書き記し、
教示しなければならず、それが、また違法にならないよう
弁護士等に確認しているため遅くなっています。」
と言っていますが・・・
   その行為が、行われなければ先方と事後の
話し合いはできません。勿論、損害賠償の裁判に
なるかもしれませんが、いずれにしてもやるべき
ことをやり、相手の出方によって方針をだすべきです。
   現在、2月議会が行われていますが、補正予算案の
中に階段部分の復元予算2千万円が含まれていますが、
事業者の土地に立ち入らなければ工事ができないのに
了解を貰っていません。最も大切なのは、その費用を
最終的に誰が、負担するかが決まっておりません。
   こんな状況では、予算を認める訳にはいかないと
思います。どーするつもりでしょう?
   また、公共用地を勝手に公道に編入し、事業者に
利益供与を行った件も、議会として元に戻すよう決議して
いますが、事業者側に不利益が発生するので、難しい
と担当者は、言っています。全く本末転倒した考えかたです。
   仮にそれも損害賠償の対象になるなら、編入をした
市長の責任において対応すべきです。
   そのまま放置すると接道がないことで取り消された
開発計画が、条件を満たしてしまうことになり、再び
危険な状況に戻ってしまいます。
   石渡市長は、反省し、「全面的に議会の決議の方向で
対応して行きます。」と答弁しているにも拘らず、未だに
事業者よりの対応をしているととられても仕方ない市会議員が
数人います。
   これまでのことはこれまでとして、2度目の取り消し採決を
重く受け止め対応すべきでではと思います。
少なくとも編入同意に対する対応は、同調すべきではないでしょうか。
   今後鎌倉市は、速やかに緑地保全推進地区として、
保全の道を模索し、事業者側と話を詰めるべきです。
   それができないのであれば、石渡市長は直ちに辞任し
新市長に対応をゆだねるべきです。
   2月議会の会期中の対応を期待して待ちたいと思います。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2007年02月10日 23:37

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