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2008年01月07日

大般若会

   今日は、高橋家の菩提寺であります「報国寺」で
行われました「大般若会」に行ってきました。 

   

   「大般若会」とは、「般若経」を読経供養し、
五穀豊穣、国家安寧を祈念する宗教行事であります。
「報国寺」では、毎年1月7日に行われます。

   「大般若会」の際、祭壇に十六善神の掛軸を
飾るとされています。

因みに、十六善神とは、
・堤頭ら宅(持国天)
・毘楼勒叉(びるろくしゃ、増長天)
・摧伏毒害(さいふくどくがい)
・増益(ぞうやく)
・歓喜(かんぎ)
・除一切障難
・抜除罪垢(ばつじょざいく)
・能忍(のうにん)
・吠室羅摩拏(べいしらまぬ、多聞天)
・毘楼博叉(びるばくしゃ、広目天)
・離一切怖畏(りいっさいふい)
・救護一切(きゅうごいっさい)
・摂伏諸魔(しょうふくしょま)
・能救諸有(のうくしょうう)
・師子威猛(ししいもう)
・勇猛心地(ゆうもうしんじ)
以上だそうです。

   十六善神以外にも、お釈迦様、
普賢菩薩、文殊菩薩、法涌菩薩、常啼菩薩
玄奘三蔵法師、深沙大王、の各菩薩もお祭り
します。

   特に玄奘三蔵法師は、天竺(インド)から
「般若経」を中国に持ち帰った僧侶と言い伝え
られています。

   これだけ沢山の神様が、おられれば、
善い歳にならないはずはありません。
それでも、尚一層、善い歳でありますよう、
祈念させていただきました。  合 掌

投稿者 TAKAHASI_koji : 2008年01月07日 15:24

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