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2008年10月27日

闘病日記  武士道

    入院中、読んだ本の中で、最も勉強になった
新渡戸稲造氏の「武士道」について途中まで書き込み
ましたが、本日は、その続きを書き込みたいと思います。

    新渡戸稲造氏は、「武士道」の精神を7つのキーワード
で説明しております。

    「義」・・・人間としての正しい道。
         正義、道義、仁義、大義、義理、恩義、忠義、
         等であります。

    「勇」・・・義を貫く勇気。
         孔子の「論語」に「義をみてせざるは勇なきなり」
         と著している。

    「仁」・・・人間としての思いやり。
         キリスト教で言う隣人愛
         母のような徳であります。
         伊達政宗は、「義に過ぐれば固くなる、仁に過ぐれば
         弱くなる。」と言ってバランスの大切さを説いた。

    「礼」・・・「仁」の精神を育て、他者の気持を尊重することから
         生まれる謙虚さからくる礼儀作法である。

    「誠」・・・字のとおり言ったことを成すという事。
         嘘をつかない事。

    「名誉」・・・自分に恥じない高潔な生き方を守る事。
           人としての美学を追求するための基本の徳。
           どう生きるかの生き様。

    「忠義」・・・個人、家族、組織、国家の利害は一体の
           ものであるとの考えに基づき、自発的に、
           己の正義に忠義を誓い、国家や帰属組織
           に尽くす。 

   以上、でありますが、正に自分自身の生き方は、「武士道」
のそれであったのだと、納得してしまいました。オーラの泉的に
言えば、前生は、武士であったのかなーと思います。

   しかし、、「義に過ぐれば固くなる、仁に過ぐれば、弱くなる。」
の戒めの部分が、どうも難しく、今後の課題であります。

   自分を認めてもらうためには、まず、他者を認めることだと
思います。自分自身の戒めとして、「武士道」精神を持ち続け
頑張って参りたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2008年10月27日 23:57

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