« K点越え! | メイン | ウイークエンドスクール »

2009年10月27日

原っぱ再生

   今日は、文教常任委員会の視察で、鳥取市に
来ました。

    ニュージーランド人のニール・スミスさんは、
日本に来て以来、なぜ日本はこんなに緑地が少ない
のだろう、子供達の発育にも良くないなー。との思いから、
河川敷や空き地を借りて、利用しながら、廉価で
芝生化を行う、原っぱ再生事業をスタートさせました。

   ゴルフ場や国立競技場のような芝生ではなく、
自然の植生を生かし、週1回か2週に1回芝刈りをする
だけで、芝草のジュータンが、3ケ月で出来上がります。

   サッカー等のスポーツも十分できる立派な原っぱです。

   50cmおきにポット芝苗(20円)を植えるだけの簡単
施工です。

   但し、水を十分補給する必要があるので、
自動スプリンクラーの設置をするのが好ましいとのことで、
そうした施工と冬芝の種蒔きを含めて、1,000㎡で
約130万円で完成とのことでした。

   維持費の試算では、人件費、高熱水費を含めて
1㎡、1年で約50円だそうで、1,000㎡で5万円になります。

   子供達の免疫力を高める効果もあるそうで、アトピーが
治った子もあり、インフルエンザの感染率も因果関係は
定かではないものの、校庭を芝生化してない学校が、蔓延
しなのに、芝生化した学校は、1人しか感染していないと
言っていました。

   運動能力にも格差がでており、基礎的運動神経や
基礎体力に大きな影響がでることは、大学研究機関との
連携調査により、実証済みとのことでした。

   まずは、地域のスポーツ広場から始めてはどうかと
思いました。

   子供達を思う地域の皆さんと連携して、原っぱ再生を
行うことにより、施工コストやランニングコストを下げるだけでなく
子供達とのふれあいも創出する地域運動になっていくけば、
こんな素晴らしいことはありません。

   実現に向けて、努力して行きたいと思います。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年10月27日 23:21

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://takahasikoji.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/782

コメント


© TAKAHASHI Koji 2005-2009 All rights reserved.