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2008年09月23日

まほろば

   今日、奈良県の世界遺産のお寺,
薬師寺の管主さま安田暎胤(やすだ えいいん)先生の
講話をお伺いしました。

   興味深い話がおおかったのですが、一番印象に
残ったのは、3人の戦国武将を例に挙げての話でした。

   その3人とは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3名
であります。

   話の概略は、徳川家康の政権が、300年と最も永く
続いたのは、信仰心が一番あったからではないかと言う
話であります。

   リーダーと言う者は、生死観や信仰心や哲学
と言うものを兼ね備えていなければ、勤まらないと言うことを
伝えていただいたのだと思います。

   鎌倉開幕の大恩人、源頼朝公も兵をあげる際、お経を
500回、読経することを心に決め、実践したそうです。
残念ながら、300数十回の所で、時期がきたので、
兵をあげましょうとの使者が来てしまい、お寺の住職に
相談した所、「あなたの気持は、もう十分、ご先祖様や神様に
伝わっていますよ。」との助言を受け、兵をあげることに
したそうです。
   鎌倉幕府を開いてからも、度々、阿弥陀堂に何日も
閉じ篭もり、政権運営について、思案していたそうです。
   頼朝公からもリーダーのが持つべき資質は、信仰心
信心深さであることが、窺えますね。

   さて、新総裁が、麻生太郎さんに決りました。
麻生さんは、その点どうでしょうか?
   ご自身は、クリスチャンなので、公明党・創価学会との
関係を危惧する意見を言う方もおられますが・・・

   選挙も含めて、その所作を拝見して参りたいと思います。

   今日のタイトル「まほろば」は、安田先生の先代管主
高田先生が、提唱され、安田先生が継承している運動で、

   「ま」は、しっかり揃っていると言う誉め言葉の接頭語。
   「ほ」は、炎の「ほ」、穂先の「ほ」で、一番出た所、優れた所の意。
   「ろ」は、状態を表す接尾語。
   「ば」は、場所の「ば」。

   すなわち、「まほろば」とは、素晴らしい所、美しい所を示し、
転じて「国の中心」という意味を持つそうです。

   そうした意味を鑑み、日本を世界の「まほろば」にしたいとの
思いから、薬師寺21世紀まほろば塾を開校しているそうです。

   われわれ政治に携わる者こそ、そうした高邁な理想をしっかりと
胸に秘め、着実に「まほろば」構想に向かって取り組む決意をすべきと、
深く心に沁みた講話でありました。

   最後に先生のご著書「生きる幸せにきづく 五つの心」を
購入させて頂きました所、「平和な心」とのメッセージとサインを
して頂きました。うれしーーーです!!

   安田先生ありがとうございました。     合掌

投稿者 TAKAHASI_koji : 2008年09月23日 23:18

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