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2009年01月16日

由比の会

   源氏山の葛原が岡に「日野俊基卿」の墓があります。

   日野俊基卿は、鎌倉時代の公家で、北条高時執権時代
後醍醐天皇の親政に参加し、蔵人となり、鎌倉幕府倒幕の
謀議に加わった。
   
   その後、正中の変(1324年)で、逮捕されたものの処罰を
のがれたが、元弘の変(1331年)再逮捕され、鎌倉葛原岡で
処刑されました。

   辞世の句は、
「秋を待たで 葛原岡に消える身の 霞のうらみや 世に残るらん」
であります。 
   
   その日野俊基卿の墓前清掃をし、偉業を顕彰することを主な
目的としてつくられたのが、「由比の会」であります。

   以前は、「鎌倉親幕府」、代表故大三輪龍彦(浄光明寺住職)
が行っていたのですが、ご逝去に伴い、組織を新しくし、事業を
継承することとしました。

   主旨に賛同し、私も参加し、本日「由比の会」の新年顔会わせ
の新年会があり、出席してきました。歴史の勉強や文化財の発掘調査
現場の視察等も行う予定だそうです。
興味のある方は、是非ご参加下さい。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年01月16日 23:28

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