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2009年01月30日

高橋浩司のローカルマニフェスト6

◎市民要望80%解決の実現!

○行政監視委員会の設置を!

   現在市民要望や苦情の受付は市民相談課と
それぞれ関係部署で行っています。
しかし、十分に満足のいく回答が得られないケースは多々あります。

   平成18年に市民相談課に寄せられた相談の内、
要望を満たせた比率は、僅かに10.2%と低い比率に
留まっています。
   それぞれの部署では、どのような相談が何件寄せられて、
どの様な処理が行われたかの記録すら残しておりません。
   まずは、市民の声を記録に残すことから始めるべきです。
市民満足度を確認しながら行政運営を進めるために大変重要
なことであります。

   さて、市民要望や苦情救済の解決を法的に進めたいと
思っても監査請求まで手続きを行えるケースは極めて少なく、
不満のなかに泣き寝入りするか、知り合いの議員に依頼し
手伝ってもらうより手だてが無いのが実情です。

   そこで行政として少しでも市民要望や苦情を救済して
いこうとする制度が必要です。
   それが、「オンブズマン制度」です。
   県下では、横浜市、川崎市、藤沢市が実施しており
一定の成果を挙げています。

   前回、「オンブズマン制度」の制定を約束しました。
   その後、議会においては、平成20年6月議会に
おける自治基本問題調査特別委員会の調査研究報告の中で
「市民の苦情救済の制度(オンブズマン制度等)が必要である。」
と結論付けた報告を行い了承されました。

   また、行政においては、平成18年4月
「鎌倉行政経営戦略プラン」を作成し、透明で公平・公正な行政
の推進の項目の中で、「オンブズマン制度」導入の検討を
約束しました。
   しかし、検討の結果、翌19年度末に費用対効果の検討の
結果、導入しないことを決定しました。
   制度があった方が好ましいことを前提に検討した
のに残念です。

   そこで今回は、費用対効果を勘案し、
「オンブズマン制度」だけを求めるのでは無く、
市職員が公務を行う中で不正を行っていた際、
他の職員が通報する「公益通報制度」と
   庁内各部署が行う業務の評価を行う「事務事業評価」の
3つを一緒にした業務を行う「行政監視委員会」の設置を
求めて参ります。

○すぐやる課の創設を!

   前回、市民要望の中で、速やかに対応できる事は、
直ちに行うシステムとして、「すぐやる課」の創設をお約束しました。

   その後、道路整備課や下水道課等に所属していた
技術職員を一元管理し、作業に当たらせる「作業センター」の
創設が実現しました。

   しかし、市民の方が要望を申し入れる窓口は相変わらず
一元化できておらず、引き続き「すぐやる課」として、
窓口・作業を一元管理して、速やかに対応できるシステムの
創設を求めて参ります。

   市民満足度を行政運営評価のバロメーターとして
最も重視し、「行政監視委員会」の制定や「すぐやる課」の
創設を組み合わせ、市民要望80%解決の実現に向けて
努力して参ります。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2009年01月30日 23:33

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