« 歴史勉強会 | メイン | 風を読む »

2006年04月21日

遅い花見

   今日は、宇都宮稲荷の講員(会員)による、花見に行って来ました。

雪ノ下カトリック教会と鎌倉彫会館の間を50メートル程行くと、宇都宮稲荷
があります。その境内に大きな八重桜が1本あり、それをライトアップして
花見をしました。ちょうど満開で、少し涼しかったですが、とても楽しい
一時を過ごすことができました。

   お稲荷さんの境内の周りを50センチ置きに、大きなローソクを立て囲み、
途中でライトを消し、ローソクの灯かりだけにしたときは、何とも言えない
雰囲気になり、鎌倉時代にタイムスリップしたようでした。

   宇都宮稲荷は、かつて鎌倉幕府(宇都宮幕府)があった場所で、
宇都宮一族が住んでいました。そしてその宇都宮一族が、故郷宇都宮から
お稲荷さんを持ってきて建立したのが、宇都宮稲荷であります。

   また、宇都宮一族は、宇都宮歌壇とよばれ、京都風な雅やかな歌を
詠んだことでも有名です。

   「宇都宮  遅き春かな  八重桜」

これは、小池時一講元(代表者)が、当時を偲び、宇都宮歌壇に想いを馳せながら
即興で作った歌です。さすが教養があります。勉強になりました。

投稿者 TAKAHASI_koji : 2006年04月21日 23:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://takahasikoji.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/182

このリストは、次のエントリーを参照しています: 遅い花見:

» モンクレール ダウン from モンクレール ダウン
鎌倉市議会議員高橋浩司のリバティーニュース: 遅い花見 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2013年12月13日 10:07

コメント


© TAKAHASHI Koji 2005-2009 All rights reserved.